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2012/11/06 (Tue) 夏子の冒険/三島由紀夫

あらすじとかはアスセカさんの投稿読んで下さい。




恋人の敵である熊をなんやかんやで屠ることに毅は成功します。
これで目的を果たした毅と夏子の2人は、めでたく東京に帰って幸せ家族計画のスタート…と思うじゃん?

函館から東京へ帰る船の上で、毅は夏子に語るわけです。これからの希望あふれる生活について。
ところが夏子はそれを見てこう思うわけです。

> 青年の目はなるほど「希望にかがやいて」いた、しかし、それは煙草の箱に入った銀紙のような安っぽい輝きである。(266)

そうなんですよ、かつて夏子が毅に感じた、都会の男にはなかったあの輝きがそこには無いんですよ。
今の毅の目はただ若いから輝いている、どこにでもある輝きなんです。

> 夏子はその目を見た。こんなに遠くから見たのに、青年の目のかがやきははっきりと見てとれた。
> 彼女は思わず口のなかで、『ああ、あれだわ』と叫んだ。(21)


> かたわらから夏子は、そういう毅の目の中に夏子の存在が全く無視されているのを感じとって、
> 自分の恋のふしぎな矛盾のすがたを、今さらながら、おどろきを以て見ずにはいられなかった。(216)


この時に感じていた輝きは失われてしまったのです。

>「あたくし修道院へ入る」(7)

この物語はこの一言から始まりました。
でも函館へ向かう道中で出会った毅に惚れ込んで、修道院入りは取りやめました。
そして夏子は物語の最後にはこう言うんです。

>「夏子、やっぱり修道院へ入る」(268)

なんということでしょう。最後の3ページで華麗なクイックターンと着地を魅せてくれました。
これぞ匠のわがまま!一応処女なんでビッチではないですがクソ女です!
余談ですが、この小説で一番かわいいのは不二子ちゃんです。


さて、みなさんは今いったいどんな目の輝きをしているでしょうか?
僕は濁った目でラジオ体操のスタンプカードを探し続ける毎日です。
あと1つでスタンプは全部揃うっていうのに、どこへいっちゃったんだろう。





わがまま女に振り回されるって点ではハルヒと被るね。
夏子の冒険。涼宮ハルヒの冒険。

oakum | comment(0) |


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