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2015/08/27 (Thu) カーテンから差し込む光は風俗の残り香

ぼくのたいせつなものレビュー

asuseka「・・・・・・」

milt「アスセカさん、アスセカさん、窓をボーっと眺めてどうしたんだい」

asuseka「いやちょっとね、さっき『ぼくのたいせつなもの』をプレイし終えたばかりでさ」
milt「おーーー。三大名エロゲ短編のひとつだね。プレイ前と後じゃ結構価値観変わるよねぇ」
asuseka「うーん、確かにこのゲームは、ケミカルっていう人造生命の在り方を通して命の在り方について考えさせられるよね。いきなり好きな子が実はケミカル(人造生命)ですって言われても戸惑っちゃうっていうか」
milt「そうよなー。作中ではケミカルは物として扱われるから、そこがまた大きなポイントになるよね。好きな子がいきなり物扱いされちゃったらねえ・・・。しかも作中ではヒロインの冬木さんは初めからケミカルとして周知されるているのではなく、突如その事実が本人を含めて周りに知られるからね。」
asuseka「そうそう。ケミカルなんだけど、人間として生きた時間があるってところがこの物語をより深いものにしているよね。正直僕自身は、命についての価値観どうこうはどうでもよくて。実は冬木さんが人間として過ごした最後の時間は主人公を朝の教室でずっと待っていた時間なんだ。でも主人公は冬木さんには会いにいかなかった。物語の序盤で人間としての彼女と過ごす最初で最後の時間を蹴ってしまっていたわけ。主人公が冬木さんと深い仲になるのは結局冬木さんがケミカルとわかった後のことになってしまうんだ」
milt「まーじ後の祭り」
asuseka「でも僕は思うんだよ。誰の人生だってそんな事はよくある事なんじゃないかな。『もし』とか『たら』とか『れば』とか、人はありもしない未来を想像する為の言葉をたくさんもってる。でもタイムマシーンなんかないから泣き叫んでもその時には戻れない」
milt「ホワイトアルバム2の名ヒロインの名言がぴったりだね。『どうしてこうなっちゃうんだろう』。ほーんとそんなんばっか。くだらねーーーー」
asuseka「そうだね。どうしたって人は時間とか運命とかそういうゆう流れに従うしかないのかもしれない。だけど本当に強い想いは、そっとそこに残ると思うんだ。その思いが誰かの力になったり、奇跡を起こすことはないけどさ。その想いは風と一緒にそっとカーテンを揺らし、朝の光に溶けて静かな教室に差し込んでいる。そんな誰かの想いの残り香を感じる事が僕らにはできる。それを教えてくれたのがこのゲームかな」
milt「つまり俺のエロゲへの情熱も、いつか風になってアスセカさんの家のカーテンを揺らすってことだね」


ガラガラガラ(アスセカさんが窓を閉める音)

milt「風俗いこっ」

総評:カーテンゲー

asuseka | comment(0) |


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