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2013/07/09 (Tue) 天使の羽根を踏まないでっ 感想



2011年発売のゲーム。
シナリオライターは『きっと、澄みわたる朝色よりも、』でお馴染みの朱門優さん。
「――きっとこれは、神を×す、物語。」

主人公・双見あやめは夕星家の使用人。
あやめは常々思っていました。「――お嬢様にいただいたご恩を、お返ししたい」。
ところが、お嬢様・夕星羽音は、聖ソルイルナ学園という全寮制の学園に入学を決めていました。
このままではお嬢様のお側にいられなくなってしまう。
そこであやめは執事のシーザーの協力を経て、自分も女装をしてソルイルナ学園に通うことに――
というお話。

神ゲーでした。
神レベルにおもしろいゲームという意味ではなくて、「神とはなんぞや」っていうゲームだから神ゲー。
まず、この世界では「神様」の存在が当たり前になってます。
そして、聖ソルイルナ学園は「神に最も近い者」である『μ』を選ぶための学園。
神の双眼であるソルイルナ(太陽と月)としての二つの島にある「太陽の学園」と「月の学園」の総称です。

主人公はあるシナリオでは『μ』を目指してみたり、他のシナリオでは『μ』になろうとするヒロインを支えてみたり。
そこには前提として神の存在がある。神をもってすれば奇跡も魔法もあるんだよ状態。
でも、このゲームでは最終的にその前提をぶっ壊しに来ます。
主人公の師である先生曰く「己の中での神を欲するな」。
そこが『きっすみ』にも共通するいわゆる超展開的な部分で、ライターさんの特徴の一つなのかもしれません。
ここで好みが分かれそう。
ただ、今回はそれほど超展開という印象は受けませんでした。
たぶんそれは、もともとの世界観が奇跡や魔術に溢れてるから。
あとは『きっすみ』に比べて終盤の説明がしっかりしていたからなのではないかと。
良く言えば分かりやすい。悪く言えば説明くさい。
そんな印象です。

プレイ時間は30時間くらい。
テキストはあやめ視点のですます調で進みます。
好きなキャラは弟(妹)の空ちゃん。弟だと思ってたら妹だったってのは僕こんなの初めて。

「己の中での神を欲するな」。
神に縋るな。神に判断を委ねるな。
隣人、友人、知人。自分が縋った者ならば、誰もが神になり得る。
だけど神はあくまで道標で、そこに意志があってはならない。らしいです。
それはある意味「神様」の否定なのでは?
だからこのゲームは、神ゲーであり神ゲーではなかった。

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milt | comment(2) |


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